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歴史的な建物が展示されている『博物館明治村』で謎解き

ゴールデンウィークに岐阜に帰省した際に、姉夫婦から誘われて、愛知県犬山市にある『博物館明治村』に行ってきました。

www.meijimura.com


『博物館明治村は』明治時代の建物をはじめ、大正、昭和初期までの歴史的な建築物が見ることができる場所です。
今回、『江戸川乱歩の不完全な事件帖』という江戸川乱歩の小説のタイトルをもとにした謎解きアトラクションがやっているということで行ってきました。
明治村まで実家から車で30分程度。
その手軽さから小学生や中学生の社会見学など利用されており、自分も学生のころに何度か明治村に行ったことがありました。
その時は「昔の建物がある」以上の感想を持ったことはありませんでした。
歴史の勉強をし始めたことで、昔の建物を見ることができる貴重さを実感しました。

博物館明治村について

博物館明治村について簡単にご紹介。
・開村 昭和40年(1965年)
・所在地 愛知県犬山市
・面積 約100万平方メートル
・施設数 67件

時代の流れとともに失われていく明治建築を保存展示する目的で「財団法人明治村」が昭和37年に発足、3年後の昭和40年に野外博物館明治村として開村。
開村当初は建物や電車などの施設、15件からスタート。
日本中の解体されていく建造物の中から価値あるものを選び移築復元を行っていき、現在は施設が67件、、敷地面積も開村時から約2倍になりました。
時代は明治だけでなく大正から昭和初期のものまで展示されています。
日本からの移築だけでなくシアトル、ハワイ、ブラジルの日本人居住地の建物も移築されています。

 

江戸川乱歩の小説を元にした謎解きアトラクション

今回は謎解きアトラクション『江戸川乱歩の不完全な事件帖』をやってきました。

www.meijimura.com

江戸川乱歩は明治生まれで昭和初期にかけて作品を発表されていたので、明治村の展示と時代がリンクするところがあり、良い組み合わせだと思いました。

謎解きは一つだけでなく00、01、02、03と4種類の難易度から選ぶことができます。
一番簡単な00は小学生向けで子供でも楽しめるようになっています。
今回は00から02の3つの謎解きに挑戦しました。実際に最低難易度の00は小学2年生の次男も楽しんでやっていました。
01、02はやってみると簡単ではなく、程よい難易度で大人も楽しめるアトラクションでした。特に最後にやった02は謎解きが分からず子供と大人で知恵を出し合う場面もありました。
5月14日から更に上の難易度の、04と05が追加されるとのことです。
もうクリアしてしまった人、謎解きが好きで歯ごたえがある謎解きがやりたい方も楽しめそうです。

初めて当時の建物が残されている貴重さを実感

歴史を勉強しはじめて今でも歴史的なものを見ることができる貴重さを知りました。

歴史を勉強しはじめて明治村に行くことで、明治からの歴史的な建物を見ることができる貴重な場所だと改めて思うことができました。
歴史を勉強し始めて始めて知ったのですが、建物には沢山の情報が詰まっています。
当時の技術や生活、流行などを建物を通して知ることができます。
今回初めて明治村のホームページを詳しくみたのですが、そこに書かれていた、

「不平等条約の改正」という明治政府発足以来の課題を解決するには、西洋諸国に引けを取らない美しさを持つ西洋建築群を、自らの手で創出することが必須と考えられたためです。

という記述は、今までそういった視点で明治村の建築を見たことがなかった自分にとって新しい視点で、これだけでも行った価値がありました。

 

最後に

『博物館明治村』身近で何度も行きましたが今までは特別興味の湧く場所ではありませんでした。
歴史を勉強し始めてその貴重さに気がつくことができて本当によかったです。
また謎解きアトラクションが追加されたことで幅広い人が楽しめる場所になったと感じました。
連れて行った子供も3人も大満足でした。

今回謎解きに集中しすぎてほとんど建物を見ることができなかったので、また行く機会を作ってじっくり建物を見たいと思います。