3畳まなびスペース

3畳の部屋からいろいろ学んだことを発信

デジタルノート化への道〜日記〜

iPadを使ってデジタルノート化を進めています。
日記もデジタルノート化を進めています。

デジタルノート化する前はほぼ日手帳を使って日記を書いていました。
すごく良い手帳で、使いやすく、手帳を開くための工夫もたくさんあります
12年間、日記を書いてこられたのはほぼ日手帳のおかげだと思います。

デジタル化を決めて長年の相棒のほぼ日手帳を使うのをやめることを決めました。
そして日記について考え直した時に、ほぼ日手帳という仕様に沿って日記を続けてこれたことを痛感しました。

これからは自分で日記の仕様を考えないといけません。
他にも自分は日記を読み返さないという欠点があります。
デジタルノート化するにあたり、欠点を解決したいと考えています。

 

1ヶ月の日記をひとつのノートに書く

日記を読み返す良いアイデアが思いつかないため、1ヶ月の日記をひとつのノートに書こうと考えテンプレートを作成しました。

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ヒントにしたのは3年日記です。
日記を書いた同じページにまた翌年の日記を書くというのは、読み返すのに優れたシステムだと思いました。
しかし欠点もあります。
日記を読み返すタイミングが翌年だと少し遅いです。
また1ページに3年分を書くと、1日に書く量がどうしても少なくなってしまいます。
デジタルのサイズにとらわれないということを活かして、通常の日記を単純に1ヶ月分並べたテンプレートにして1ヶ月分の日記を一度に見れるようにしました。
そのためポスターくらいのサイズの日記になっています。
試しに使ってみて本当に再読できるか試してみたいと思います。

 

日記を続けた理由

実はデジタルノートに移行すると同時に日記をやめようと思っていました。
自分の場合、日記を始めたのが20代後半でした。
職種が代わった時で、慣れない業種でかなり苦労していた時でした。
日記を書く前は「自分がどれだけやっても積み重ねていない、成長していない」という漠然とした焦りを常に感じていました。
焦りを解消しようと、いろいろなことに挑戦したり、どこかに出かけたり、何かを作ったり、人と会ったり、さまざまなことをやりましたが解決することはできませんでした。
日記をはじめたのは偶然です。
仕事から手帳が必要だったのでほぼ日手帳を選びました。
たまたま1日1ページの書くページがあったので日記を書いてみようと思いました。
日記を書いてしばらくしたら驚きました。
今まで感じていた漠然とした焦りが小さくなりました。
1日の最後にその日やったことを振り返って日記に書いて「自分は十分にやっている」と1日を満足できるようになったのです。
自分の足元を見ずに先ばかり見ているための焦りだということが理解できました。
焦りの正体が理解できたので、今は日記を書かなくても大丈夫になりました。
しかし何かしらの記録を残したいと思い、日記を続けることに決めました。

『世界は日記でできている』で広がった日記の考え方

先日Twitterでお世話になっているゆうびんやさん(@do_mailman)の書かれた『世界は日記でできている』を読みました。

一番参考になったのが日記大全として21種類の日記の技法が載っているところです。
21種類の日記のパターンを紹介してくれているので日記の手法を比較検討することができました。

他に印象に残ったのは「感情が含まれていればどんなものも日記になりえる」という考え方です。
日記だけでなく、買い物メモやカレンダーのメモ、家族の写真、SNSでの発信などすべてが日記になりえるという考え方です。
振り返ってみると自分の中に日記はこうであるべきだという思い込みがありました。
日記帳に日付を書き、その日あったことと感想を書いていくのが自分の思い込んでいた日記のスタイルです。
しかし、もっと日記を自由に考えて良いということを学びました。

 

最後に

デジタルノート化を進める理由は効率よく情報を管理したいからです。
自分が書いたものを定期的に読み返せるようにするのもテーマのひとつです。

日記のデジタル化を進めていますが、日記を書くことと、その後に再読して情報を生かすことは別の作業で合体した仕組みを作るのは意外に難しいと感じました。

今回の1ヶ月の日記をひとつのノートに書くのも試しにやってみて効果が出ない場合は他の方法を考えます。
紙の日記では一度使い始めると乗り換えは難しいです。
しかしデジタルであればフォーマットを変えることはいつでもできます。
そのトライアンドエラーのしやすさもデジタルの利点だと考えています。

デジタルのメリットを活かして日記のデジタルノート化を進めていきたいと思います。