3畳まなびスペース

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『いちばんシンプルな世界の歴史』を元に世界史の流れを書くことに挑戦

図書館で借りてきた『いちばんシンプルな世界の歴史』を読み終わりました。

世界の始まりから2000年代までの一通りが316ページに書いてあります。
一つの項目が2〜3ページ、長くても5〜6ページなのでとても読みやすく歴史初心者の自分でも読み切ることができました。

本を元に世界史の流れを手書きで書いてみる

一通り読み終わった時に感じたのですがいまいち世界史の流れが理解できていないと感じました。本の内容をまとめるのと同時に世界史の流れを自分でも理解できるように手書きしてみることにしました。
実際に最初の部分をまとめてみたのがこちらです。

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iPadのGoodNotes5というアプリを使用して書いています。広い場所に書いていきたいと思ったのでA1サイズ(841×594ミリ)の白紙のPDFを作って読み込みました。
年代を横軸にして、本に載っていたトッピクスを年代ごとにざっくりとまとめて書いていく方法を試してみました。
今回この流れを書いていくために本もkindle版を購入していつでも参照できるようにしました。

手書きで世界史の流れを書くのにぶち当たった壁

結果は想像した以上に難しいかったです。途中でいったんストップしました。
難しいと思った理由は年代ごとにトッピクスを書いてつなげていく時、書かれていることが、国、人種、人、制度、環境などまちまちになっていることです。
例えば同じ地域の国どうしを繋いでいたら、国を持たない人々によって滅ぼされたりします。するとどう繋げて良いか迷ってしまいます。
途中で人にスポットライトがあたったり、制度が主役になったりといろいろな要素が複雑に組み合わさっていて流れをつなげることが難しくなりました。
あとは地域が飛んでしまうと何処につないで良いか分からなくなってしまいました。

今回学んだこと

今回世界史の流れを実際につなげようと試してみてとても難しいことがわかりました。
一つは簡単に考えすぎていたこと。この本を読めば流れをつないでいけると思っていましたが、そんなに甘くはありませんでした。自分の中で情報が不足しています。
また二つ目はその時々によってメインとなる要素が変わること。国にだったり人だったりが入り乱れていきます。
世界史を理解することの難しさはこの辺りにあるように感じました。
図書館や本屋で歴史関連の本を探していますが、いろいろな切り口でかかれている本が多いなと感じていました。
いろいろな切り口でこんなに本が書けるんだと単純に思っていたのですが、逆に一定の切り口でフィルタをかけないと、そもそもまとめるのが難しいのではないか?と考えました。

流れを書いていこう思ったら事前にどういうフィルタをかけて整理するのか決めて流れを書いていかないと書ききれないと感じています。
そしてそもそも自分がどういう切り口で整理して良いのかまだわかってない状態なのだと理解することができました。

一旦、世界史の流れを手書きするのは休止していろいろな情報に触れることに専念していきたいと思います。