読もうと思ったきっかけ
今まで本については「買う派」でした。
歴史について勉強をしはじめ、どんな本があるのかを調べました。そうしたら膨大な量の本ががあり、お金がいくらあっても足りないことがわかりました。
そのため図書館を活用したいと思い始めました。幸い地元の図書館は近くにあります。
同時に「身近にあるけど図書館のことを意外に知らない」と感じました。
図書館のことをもっと知りたいと思い、愛読している『独学大全』の著者、『読書猿』さんのサイトで『調べ学習の基礎の基礎』が紹介されていたので読んでみることにしました。
この本から学んだこと
今まで知らなかったこと
・図書館学という言葉
・図書館の本の分類
知っていたけど理解が深まったこと
・本が生まれるまで
・本の奥付の意味
・著作権について
本を読んだ感想
小学生向けに書かれた本なので内容がとてもわかりやすいです。文字が多すぎずイラストがたくさん使われていて読みやすくなっています。また難しい言葉はなくやさしいことばが使われています。
ページの構成ですが、左のページに説明、右のページが説明に対応する穴埋め式の問題になっていて理解を深めることもできる本になっています。
こども向けになので内容も簡単と思ったのですがそんなことはなく、しっかりとしたことが書いてあります。
特にこの本を読んで自分は図書館の本の分類、日本十進法(NDC)について初めて知りました。
今まで何となく分類されているとは思っていましたが深く考えたことがありませんでした。今では当たり前のようにパソコンによる検索ができるようになり、分類については意識することがあまりありません。
日本十進法を踏まえて、目的の本を探すだけでなく、読んだ本がどの分野に分類されているのか見てみるのも面白いと思いました。
他にも著作権についてもわかりやすく書かれています。著作権はデジタル化に伴い不法コピーなど話題になっていましす。こども向けですがしっかりと載っていることに驚きました。たしかに年齢に関係なく大切なことです。
最後に
図書館をもっと身近にしたいと考え読んでみたら、こども向けの本でしたが学ぶことがたくさんありました。
またなんとなく行っていた図書館について考えを改めるきっかけにもなりました。歴史の勉強のし始め。これから図書館をどんどん活用していきたいと思います。