3畳まなびスペース

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デジタルノート化への道〜読書ノート〜

iPadを使ってデジタルノート化を進めています。
読書ノートもそのひとつです。
以前使っていた読書ノートはマークスの『Edit』という読書ノートでした。

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すごく良い読書ノートで、作りもしっかりして、紙質も良いです。
現在電子ノートで使用している読書ノート用の書式はこのノートを参考にしています。

 

読書ノートのデジタルノート化

昨年iPadを購入して読書ノートを電子化することにしました。
自分が使っているノートアプリのGoodNote5はpdfの書類ならほぼ全ての書類を読みこむことができます。
『Edit』をもとに読書ノートを作成してPDFにしました。

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自分はアドビシステムズ社のインデザインというソフトを使って書式を作っています。
仕事で使い慣れているからです。インデザインがなくてもpdfを作れるソフトならテンプレートを作成できます。
Microsoft Officeのソフトは保存する時にpdfを選ぶことができます。
自分は他にもエクセルを使って読書の進捗管理する書類を作っています。
簡単に書式を作ることができます。

使いこなせなかった読書ノート

本を読むのが好きだったのでいろいろな本を読んでいました。
しかし本を読んでもいまいち頭に残らないことが悩みでした。
そこで読んだ本の感想をノートにまとめようと専用のノートを買うことにしました。
その時買ったのがマークス『Edit』です。
しかし2017年から使い始めて1冊の読書感想しか書くことができませんでした。
使いこなせなかった理由はいくつかありました。

使うのをもったいないと思ってしまった

『Edit』が良い読書ノートだったのですがページ数が結構な値段で枚数も限られていました。
そのため「下らないことを書いたらもったいない」と思ってしまいました。
自分がよかった本だけ読書ノートを取りたいと考えました。
しかし、自分がよかった本だけが良い本ではないということです。
例えば自分の理解できない本は名著でも良い本では無いということです。

読書感想を書くことをうまく習慣にできなかった

そもそも読書ノートを書う前に読書感想を書くという習慣ができていませんでした。
当時、読書用の本をカバンに入れて外出先で読んだりしていました。
カバンが重くてできるだけ荷物を減らしたいと思い、読書ノートは持っていきませんでした
そのため本を外で読んだ時、読書ノートをとりたくなっても読書ノートが無いということが起こりました。
忙しい日々だったのでそのまま読書ノートを取らずに終わってしまったことが何回もありました。
本を読み終わったらすぐに次の本を読みたいという気持ちで本を読んでいました。
そうなると読んだ本を振り返って感想をかくことなどできません。
読めば読むほど前に読んだ本は忘れていきました。

読書ノートをデジタルにして変わったこと

読書ノートをデジタルにしたことでいくら読書ノートに対するハードルを下げることができました。
いくら書いてもなくならないので、下らないことを書いても大丈夫です。
実際に「面白かった」の一言で、終わっている読書ノートも有ります。
ハードルが下がった結果、小説、ビジネス書、雑誌、コミックなど読んだ本全てに読書ノートをとると決めています。
実際は決めてもマンガなどとか一気読みし過ぎて読書ノートを書けないときもあったりするのでまちまちです。
そのあたりも大丈夫にしています。
結果紙の読書ノートでは1冊の感想しか書けなかったのが、昨年は74冊分の感想を書くことができました。


最後に

最近は読書ノートに対するハードルを下げてどんどん書けるようになったので、映画を観た後に感想を書く「映画ノート」も追加しました。

読書ノートをデジタル化して気がついたのは読書ノートをつくることではありません。
読書した結果を記録に残す習慣を作らなければいけなかったということです。
習慣がないと自分のようにどんな良い読書ノートを買っても意味がありませんでした。

読書ノートを書くことをこれからも気軽に続けていきたいと思います。