3畳まなびスペース

3畳の部屋からいろいろ学んだことを発信

『イスラーム 知の営み』イスラームについて知りたい

歴史を勉強していると自分が知らないことが沢山あることに気付かされます。
その中の一つにイスラームがあります。
歴史のおおよその流れを勉強しているのですが、イスラームが最盛期の時代のことを読んでもなかなか頭に入ってきません。
イスラームについては普段から接することがほとんどありません。
基本的な知識が足りないため頭に入らないのではと考えて、イスラームについて知りたいと考えました。

 

イスラームについて学ぶために選んだ本

今回イスラームを学ぶために図書館で選んだ本は2冊です。
1冊目は『イスラームについて知る1 イスラーム 知の営み』
2冊目は『Pen BOOKS イスラムとは何か。』です。

 

図書館でイスラームの全体的な歴史について書かれている本を借りようと思って探してみたら宗教の棚で見つけました。
普段は歴史の棚ばかりを見ているので、宗教の棚をしっかりと見るのは初めてでした。
宗教にある本もいろいろと興味深い本が沢山ありました。
分厚い本を選ぶと情報量が多く読みきれないと思い、できるだけページ数が少ない本を選びました。
また写真がたくさん載っていた方がイメージしやすさにつながると考えました。
特にPen BOOKSは写真がたくさん載っているので選びました。
今回1冊目の『イスラームについて知る1 イスラーム 知の営み』を読み終えて学んだことを記事にしようと思いました。

隣人もイスラーム?世界の4人に1人がムスリム

現在ムスリムは推定ですが18億人を越えているとのことです。
世界人口の約25%とのことで4人に1人がムスリムということなります。
自分が日々生活していてイスラームに触れる機会はほとんどありません。
自分が知らないだけで身近にムスリムの方がいるのかもしれないと思いました。
ちなみに世界最多の教徒数のキリスト教は約23億人。
およそ3人に1人がキリスト教徒ということになります。
ムスリムは現在も増え続けており、何年後かにはキリスト教を抜き世界最多の宗教となることが確実と言われています。

ムスリムになるには特別な儀式や手続きはいらない

イスラームへ改宗するには二人以上のムスリムを証人として決められた文言を言えばムスリムになれます。

別の宗派に改宗しようと思ったら、いろいろな儀式や複雑な手続きが必要という印象を持っておりイスラームに対しても同様に思っていました。
この敷居の低さがムスリムが増えているひとつの要因かとも思いました。
ムスリムになったら六信五行の教えを元に生活をしていくこととなります。
六信は神、天使、啓典、預言者、来世、予定の六つ。
五行は信仰告白、礼拝、喜捨、断食、メッカ巡礼の5つです。
ムスリムといえば礼拝(サラート)のイメージが強いですが、夜明け、正午、午後、日没、夜半の5回行います。
朝に弱い自分の感覚では夜明けの礼拝は大変と思ってしまいますが、大丈夫なのでしょうか?
何かしらの生活の工夫があるのかも知れません。
そしてどうしても礼拝ができなかった時などはどうするんだろうと疑問に思ったりもしました。

ラマダーンは断食ではない
よくニュースでムスリムがラマダーンに断食をおこなっていると聞くことがあります。
なのでラマダーン=断食と思っていました。
しかしそれは間違っており断食はサウムというらしいです。
ラマダーンはイスラム暦の第9月のこと。
ラマダン月の1ヶ月間、夜明けから日没まで断食を行うため勘違いしやすいです。
また1ヶ月も断食するなんて出来るのかと思っていました。
1ヶ月間、完全に断食するのではなく日没後の飲食は自由とのことです。
基本的に大人が行い、病人、妊婦、こども、旅人などは延期しても良いとのことです。

神の啓示は一度ではなく複数回だった

西暦610年頃に当時商人だったムハンマドが神の啓示を受けたことで誕生しました。
その時に一度に神の啓示を受けたのではなく、その後も断続的に神の啓示を受けたとのことです。
歴史の授業でムハンマドが神の啓示を受けてイスラームが始まったことは聞いていましたが、一回だけだと思っていました。
ムハンマドが啓示を受けた神の言葉が書かれているのが今のクルーアンです。
クルーアン以外にもムハンマド自身の言葉を集めたハディースもあります。
ハディースもイスラームにとっては重要な書として位置づけられています。

翻訳されたクルーアンはクルーアンではない

クルーアンはムハンマドを通して語られた神の言葉です。
第3代正統カリフのウスマーン(644〜656年)の時代に書物としてまとめられたとのことです。
それまでは記憶に頼っていましたが、急速にイスラームの教えが拡大すると細かな違いが出てきてしまったため、まとめることになったそうです。
クルーアンはアラビア語で書かれており、アラビア語を母国語としていない地域のムスリムもアラビア語で読むことをならいます。
翻訳はいろいろな言語でされており日本語でもされています。
しかしアラビア語以外で翻訳されたクルーアンは、クルーアンそのものではなく、注釈書、もしくは解説書という位置付けとのことです。

最後に

イスラームについて知りたいと思い勉強しましたが予想よりずっと深いと感じました。
表の言葉だけ理解したように思いましたが本当に理解できたところは少ないと感じています。
特に自分には今でも神の教えが密接に生活に溶け込んでいるイスラームを実感することが難しいと感じました。

歴史の面ではイスラームの成り立ちから、各王朝の勃興、近代から現代のイスラムの変革など流れを大まかに読むことができました。
特にフランスのナポレオンの強さに衝撃をうけてイスラーム世界が揺らぎ、変革を目指すようになったことなど興味深いと思いました。

イスラームについて全く知らないと思って実際に本を1冊読んでみて、イスラームだけでなく少しは身近なはずの仏教、世界最大のキリスト教もよく知らないことを気付きました。

2冊目の『Pen BOOKS イスラムとは何か。』も読んでみてイスラームについて引き続き学びたいと思います。

デジタルノート化への道〜日記〜

iPadを使ってデジタルノート化を進めています。
日記もデジタルノート化を進めています。

デジタルノート化する前はほぼ日手帳を使って日記を書いていました。
すごく良い手帳で、使いやすく、手帳を開くための工夫もたくさんあります
12年間、日記を書いてこられたのはほぼ日手帳のおかげだと思います。

デジタル化を決めて長年の相棒のほぼ日手帳を使うのをやめることを決めました。
そして日記について考え直した時に、ほぼ日手帳という仕様に沿って日記を続けてこれたことを痛感しました。

これからは自分で日記の仕様を考えないといけません。
他にも自分は日記を読み返さないという欠点があります。
デジタルノート化するにあたり、欠点を解決したいと考えています。

 

1ヶ月の日記をひとつのノートに書く

日記を読み返す良いアイデアが思いつかないため、1ヶ月の日記をひとつのノートに書こうと考えテンプレートを作成しました。

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ヒントにしたのは3年日記です。
日記を書いた同じページにまた翌年の日記を書くというのは、読み返すのに優れたシステムだと思いました。
しかし欠点もあります。
日記を読み返すタイミングが翌年だと少し遅いです。
また1ページに3年分を書くと、1日に書く量がどうしても少なくなってしまいます。
デジタルのサイズにとらわれないということを活かして、通常の日記を単純に1ヶ月分並べたテンプレートにして1ヶ月分の日記を一度に見れるようにしました。
そのためポスターくらいのサイズの日記になっています。
試しに使ってみて本当に再読できるか試してみたいと思います。

 

日記を続けた理由

実はデジタルノートに移行すると同時に日記をやめようと思っていました。
自分の場合、日記を始めたのが20代後半でした。
職種が代わった時で、慣れない業種でかなり苦労していた時でした。
日記を書く前は「自分がどれだけやっても積み重ねていない、成長していない」という漠然とした焦りを常に感じていました。
焦りを解消しようと、いろいろなことに挑戦したり、どこかに出かけたり、何かを作ったり、人と会ったり、さまざまなことをやりましたが解決することはできませんでした。
日記をはじめたのは偶然です。
仕事から手帳が必要だったのでほぼ日手帳を選びました。
たまたま1日1ページの書くページがあったので日記を書いてみようと思いました。
日記を書いてしばらくしたら驚きました。
今まで感じていた漠然とした焦りが小さくなりました。
1日の最後にその日やったことを振り返って日記に書いて「自分は十分にやっている」と1日を満足できるようになったのです。
自分の足元を見ずに先ばかり見ているための焦りだということが理解できました。
焦りの正体が理解できたので、今は日記を書かなくても大丈夫になりました。
しかし何かしらの記録を残したいと思い、日記を続けることに決めました。

『世界は日記でできている』で広がった日記の考え方

先日Twitterでお世話になっているゆうびんやさん(@do_mailman)の書かれた『世界は日記でできている』を読みました。

一番参考になったのが日記大全として21種類の日記の技法が載っているところです。
21種類の日記のパターンを紹介してくれているので日記の手法を比較検討することができました。

他に印象に残ったのは「感情が含まれていればどんなものも日記になりえる」という考え方です。
日記だけでなく、買い物メモやカレンダーのメモ、家族の写真、SNSでの発信などすべてが日記になりえるという考え方です。
振り返ってみると自分の中に日記はこうであるべきだという思い込みがありました。
日記帳に日付を書き、その日あったことと感想を書いていくのが自分の思い込んでいた日記のスタイルです。
しかし、もっと日記を自由に考えて良いということを学びました。

 

最後に

デジタルノート化を進める理由は効率よく情報を管理したいからです。
自分が書いたものを定期的に読み返せるようにするのもテーマのひとつです。

日記のデジタル化を進めていますが、日記を書くことと、その後に再読して情報を生かすことは別の作業で合体した仕組みを作るのは意外に難しいと感じました。

今回の1ヶ月の日記をひとつのノートに書くのも試しにやってみて効果が出ない場合は他の方法を考えます。
紙の日記では一度使い始めると乗り換えは難しいです。
しかしデジタルであればフォーマットを変えることはいつでもできます。
そのトライアンドエラーのしやすさもデジタルの利点だと考えています。

デジタルのメリットを活かして日記のデジタルノート化を進めていきたいと思います。

読了は1年後『366日の世界遺産』でゆっくり世界遺産について学ぶ

先日買った『366日の世界遺産』を読んでいます。
日付とともにその日の世界遺産が写真とともに1ページで紹介されています。
1日1ページという情報量が隙間にちょうど良いのと、毎日新たな世界遺産を学べるというのがモチベーションにつながっています。
まだ読書中ですが自分の中で考えていたより良かったので記事にさせていただくことにしました。

 

 

この本を購入したきっかけ

歴史を勉強し始めてから、実際に歴史的な展示を見にってみようと考え、東京国立博物館で開催された「イスラーム王朝とムスリムの世界」と特別展「ポンペイ」へ行きました。
歴史をあまり知らない自分でも展示を見るとなんとなく凄さが伝わってきました。
それから、今でも残っている歴史的なモノについて知りたいと思いました。
図書館で歴史の本を探している時に、世界遺産の本もたくさんあることに気がつきました。
よくよく考えてみれば世界遺産も現代に残っている歴史的なものになります。
世界遺産としてどんなものがあるか知りたいと考えました。
しかしその時思ったのは、世界遺産の本を借りるのは落ち着いてからにしようと考えました。
購入した歴史の本、図書館で借りた歴史の本、その他のジャンルの本を読んでいる中で、世界遺産の本は「いつか読もう」くらいの優先順位でした。
そんな時『366日の世界遺産』に出会いました。
東京国立博物館のミュージアムショップで買ったのですが、歴史関連の本がたくさん置いてあります。
書店や図書館の歴史コーナーともまた違った雰囲気で置かれている本を眺めるだけでも楽しいです。
本を眺めている中で『366日の世界遺産』を見つけました。
「1日1ページ」なら隙間時間で読めるのでは?と考えました。
内容も1日1ページ写真と説明があるという形式で良さそうだったので購入しました。

 

1日1ページというメリット

1日1ページならおよそ5分くらいで読むことができるので負荷にはなりません。
実際に夜寝る前にその日に書かれている内容を読みます。
かといって内容が薄いということはなく、写真もあるため頭にも入りやすいです。
さらに時間に余裕がある時は、書かれている説明を抜粋してメモを取ったりしています。
どうしても忙しくて読めない日については、その日の世界遺産は諦めて飛ばしています。
もうひとつのメリットは「1日1つ確実に学びがある」ということです。
今まで生活してきて学ぶことはたくさんありました。
ただそれは毎日確実にあるわけではありません。
それが毎日1つの世界遺産について確実に学べるのはすごいことだと思いました。
本を読もうというモチベーションにつながり、仕事から帰ってから読むのが楽しみになりました。

 

既存の歴史の知識との相乗効果

歴史の勉強をし始めて少し蓄えられてきた知識との相乗効果が生まれる時があります。
「あー、ここはこの前本で読んだことがある」というように感じることがあります。
例えば2月12日はイランにある「ペルセポリス」の遺跡が紹介されています。写真はクセルクセス門が載っています。
「ペルセポリス」はアケメネス朝ペルシアのダレイオス1世が築いた年ですが、アレクサンドロス大王に無血開城した後に焼き払われました。
アレクサンドロス大王について本で読み、そこでペルセポリスのことも読みました。
ただ文章で読んだだで、頭の中にとくにイメージがあるわけではありませんでした。
それが世界遺産としての現在の写真を見ることで、2000年以上の時の流れであったり、当時の技術だったりを感じました。
そこから実際に「昔あった都市」という実感が湧きました。
自分の中の少ない歴史に対する知識でも、つながるところがあると単純に嬉しいです。
そして写真のビジュアル的な効果もあり、理解が深まります。

 

最後に

『366日の世界遺産』は2月11日から読み始めたので、読了は約1年後です。
今まで本というものは「速く読める方が良い」と考えていました。
この本をと出会って1年かけて読む本も良いと思えるようになりました。
これは歴史を勉強して自分のなかで変化したところだと感じています。
しかし366の世界遺産が取り上げられていますが、2019年で世界遺産の登録数は1121件になるとのこと。
残りの世界遺産についていつか本格的に調べなければいけない時が来るのが確実です。

とりあえずは『366日の世界遺産』で1年かけてゆっくり学んでいこうと思います。

マンガで歴史を学ぶ『漫画版 世界の歴史』

歴史を勉強し始めて、現在は「歴史を身体に馴染ませる」ために色々なコンテンツな触れています。
「歴史を身体に馴染ませる」という考えになったきっけが『コテンラジオ』という歴史を学べる音声コンテンツでした。
それまでは歴史を勉強するためには本を読む=文字を読むという固定観念がありました。
コテンラジオを聞いたことで音でも歴史が勉強できることを知りました。
その経験から色々なコンテンツで歴史を学びたいと思い、今回は歴史をマンガで読んでみようと思いました。

『漫画版 世界の歴史』全10巻セットを購入

今回買ったのは集英社文庫版の『漫画版 世界の歴史』です。
世界の歴史関連のマンガの中でいちばん安かったので選びました。

ローマから東西冷戦までの時代、事件、人物について描かれています。
各巻の構成は以下になります

  1. ペルシア帝国とローマ帝国
  2. 三国志と唐の繁栄
  3. 十字軍とイスラームモンゴル帝国と世界の交流
  4. モンゴル帝国と世界の交流
  5. ルネサンスと絶対主義
  6. フランス革命と産業革命
  7. アメリカ建国と清王朝
  8. 帝国主義と第一次世界大戦
  9. ロシア革命と第二次世界大戦
  10. パレスチナ問題と東西冷戦 

マンガだから気軽に読める

読んでみて一番良かったのはマンガということで、気軽に読めたことです。
文章で書かれた本を読もうと思うと、タイミングによってはハードルが高い時があります。
内容もエピソードで分かれているので、読み始めやすく途中で中断しやすかったです。
実際に10巻全巻読むのにかかった時間は、ビジネス書を約2冊分読み終えるくらいの時間でした。
解説もあるので情報量としてはかなり多かったのですがかなりのスピードで読み終えることが出来ました。

歴史を逆から読んでみる

今回ははじめてのこころみとして逆のじゅんばん、10巻から読み始めて1巻までという順番で読んでみました。
他の歴史の本を読んだ時に、古い時代のことを読んでも時代が古いためうまくイメージができないため、実際にあったことではなく「フィクション」と考えてしまうことがありました。
そのため自分に身近な現代から読んでいき遡っていった方が、頭に入りやすいのではないかと考えました。
今回読んだ『漫画版 世界の歴史』は短いエピソードの集まりという印象を受けました。
また1巻1巻で情報が完結しているので10巻から読み始めて遡っていっても違和感なく読むことができました。
実際に逆に読んでみて自分の生きている時代に近いので、身近に感じることができました。
しかし近代はかなり世界でも関連する地域が広くなり、国も統廃合がすすむため、複雑に絡み合ってそもそも理解するのが難しいことが理解できました。

 

絵柄に差があるため頭に入るのに差がある

マンガということで気軽に読めたのですが、良いことばかりではありませんでした。
10巻分とマンガのボリュームが多いため、色々な作家さんがマンガを書いています。
そのため同じ巻でも急に絵柄が変わるということがありました。
その中には自分が苦手な絵柄の作家さんもありました。
苦手な絵柄だと読んでも頭の中に入りづらいと感じる時がありました。
文字の本なら最初に読んで文体が問題なければ、そのまま読むことができます。
普段読むマンガもひとりの作家さんが描いているので、絵柄が気に入れば余程のことがないと読むことができます。
10巻分というかなりのボリュームがあるマンガならではの問題だと思いました。

最後に

今回『漫画版 世界の歴史』を読んで学んだことは
・マンガだと手軽に読める
・歴史のエピソードとしていろいろなことを知ることができた
・マンガの絵柄によっては頭に入りづらくなってしまう
でした。
今回読んだ集英社文庫版との差を知るために、他の会社から出版されている歴史マンガも試しに読んでみたいと考えています。

花粉症の季節。花粉症の薬で学んだこと

今年も花粉の季節がやってきました。
自分は中学生の頃から花粉症になりはじめました。
岐阜に住んでいた時もひどかったのですが、上京してからはもっと酷くなりました。。
この時期になると耳鼻科に行って薬をもらうようにしています。

花粉症の薬を飲むようになったきっかけ

花粉症の薬の大切さを痛感したのは営業職を経験したからです。
営業職になるまでは主に内勤だったので、鼻水が出たら普通にトイレに行く感じでした。
当時は薬を飲むのがあまり好きではなかったのでマスクで我慢していました。

営業職になるとクライアントのところに出かけないといけません。
花粉の季節にクライアントの事務所に打ち合わせに行った時、鼻水が止まらなくなってしまいました。
クライアントの前で鼻をかむことができない。でも鼻水は出てくる。という状態で打ち合わせどころではなくなってしまいました。
そういうこともあり、しっかり耳鼻科に行って薬をもらうようになりました。

 

花粉症の薬でミスを連発

耳鼻科で薬をもらい飲んでみたら、とても効き目がよく「耳鼻科すごい!」と思いました。
しかし、薬を飲み始めたころ、仕事でミスを立て続けに起こしてしまいました。
また強烈な眠気に襲われるようになりました。
最初は気をつけなくてはと思ったのですが、頻繁に起こるため何かおかしいと感じ始めました。
もしかして花粉症の薬が身体に合っていないのかもしれないと考えました。
その時に耳鼻科でもらって飲んでい薬をネットで調べてみたら「めちゃくちゃ聞くけど眠気もすごい!」という薬でした。

理解をして薬を飲むことの大切さ

元々花粉症はヒスタミンという成分がアレルギー反応の元となっていることがわかっています。
そのため花粉症の薬には抗ヒスタミン成分が配合されています。
ヒスタミンの動きを妨げることで、アレルギー症状を緩和するという方法を取っています。
ただヒスタミンには脳を活性化する作用もあり、それを妨げるということは脳の活動を妨げる状態になります。
眠くなるのではなく脳が活動を抑制され判断力や思考が鈍ってしまうとのことです。

耳鼻科に行って診察したときに眠くなると困るとうことは確かに言いませんでした。
しかし、実際には眠くなると困ります。
薬が強すぎることが分かってので、もう一度耳鼻科にいって今度は眠くなりにくい薬を頼みました。
今も飲んでいる薬は、完全に眠くならないわけではないですが、気をつけていれば大丈夫になりました。

最初にもらった花粉症の薬がすごく効くので、特に疑問を持たずに飲んでいました。
たまたま仕事で小さいミスだったので良かったですが、例えば車の運転などで事故など起こしていたかもしれないと思うとゾッとしてしまいました。
病院で診察されたので自分に合った薬だと思い込みがありました。
薬を変えた時に聞いたのは、耳鼻科としても薬をまず出してから、合う合わないを確認して薬を変えるそうです。
もし疑問を持ったら伝えてほしいとのことでした。

最後に

この時学んだことは

・薬をなんとなくで嫌うのではなく適切に使用すること
・病院で処方された薬だから自分に合った薬と思わず注意深く使う

です。

今も花粉症の季節になったら耳鼻科に行って薬をもらってきます。
現在、DTPオペレーターの仕事でパソコンを使った作業が多いので油断するとミスをしてしまいます。
毎年この季節は花粉症の薬を飲みながら、仕事のミスをしないように気をつけています。
また病院で薬をもらう時も、「大丈夫です」で済ませるのではなく「こういう感じです」と細かいことでも伝えるようにしています。

『一気にわかる世界史』で世界史の流れを学ぶ

『一気にわかる世界史』を読み終わりました!
自分なりの歴史の勉強方法を以前まとめました。
その時に歴史の流れをおおよそ理解するために選んだ本です。

歴史初心者が考える歴史の勉強方法(スタート編) - 3畳まなびスペース

この本を読んだきっかけ

はてなブログで歴史系のブログを探していて、秋田総一郎さんの『そういち総研』にたどりつきました。
歴史に関してたくさん記事を掲載されており、少しづつ読ませていただいています。
ブログ内で著作である『一気にわかる世界史』紹介されていました。
ブログ内でも「15分で読む・初心者のための世界史まとめ 5000年の大きな流れを短時間で見わたす」という記事を書かれており、本でもコンパクトにまとめて流れを理解しやすいのではないかと考え読んでみました。

一気にわかる世界史

 

「繁栄の移り変わり」で流れを見ていく

どういった流れで世界を見ていけば良いのか?
この本で説明されている世界史の流れの掴み方は「繁栄の移り変わり」で見ていくということです。
当時繁栄の中心となった箇所を見ていくことで、古代から現代までの流れを説明しています。
現在でいうと「覇権国家」でしょうか?
世界史の流れを把握したいと考えて、最初に読んだ本『いちばんシンプルな世界の歴史』を元に世界史の流れをまとめてみようと試してみたことがあります。

しかし国、地域、文化、制度、宗教、人など、世界史で取り上げられている事柄がたくさんあり、想像以上に難しいことが分かり、一時ストップしています。
その時に歴史の流れを把握するのに「どこを選んで見るのか」が大切なのではないか?と考えました。
この本に書かれている「繁栄の移り変わり」で流れを知るというのは一つの答えだと思いました。
古代から繁栄の流れは

 西アジアの時代→ギリシアの時代→ローマの時代→イスラムの時代→イタリアとスペインの時代→オランダの時代→イギリスの時代→アメリカの時代

という流れで繁栄が移り変わってきたと書かれています。

今までさまざまな要素が入り乱れて理解しにくいと思っていた世界史の流れが整理されて理解しやすくなりました。
ただそれでもイスラムなど、単純に国が中心というわけではないためすぐに理解するのは難しいです。

繁栄が移る時の「となり・となり」の法則

「繁栄の移り変わり」という視点とともに「となり・となり」の法則ということが書かれています。
繁栄の中心が移り変わる時にいきなり別の地域にうつるわけではない。
繁栄の影響を受けた「となり」に繁栄がうつるという考えです。
古代の「西アジアの時代→ギリシアの時代→ローマの時代」という移り変わりは地域が近いため理解しやいです。
今までそういった視点をもったことがなかったので、ぱっと出て繁栄したのだと考え違いをしていました。
「となり・となり」の法則を知ることで繁栄がうつる範囲を限定して捉えることができるようになりそうです。
ただ大航海時代に入り世界中に移動できるようになると海を隔てて影響力を持つことになったり、アメリカの方に影響が移ったりしています。
ざっくりとした世界史の流れ以外にも、もっと小さな範囲で歴史を見た時も応用が効く考え方だと思いました。

最後に

この本から学んだことは

・世界の流れを繁栄の中心の移り変わりでみる
・繁栄はとなりに移っていく

一度読んでの感想でした。
他にも歴史について興味深い視点で書かれていたのでぜひ再読したいです。

在宅ワークで買って良かったもの3点

コロナになり自分が所属している会社でも在宅ワークが導入されています。
出社と在宅のどちらかを選択できるようになりました。
在宅ワークが可能になったため、会社にだけ仕事をする環境があれば良かったのが自宅にも仕事をするスペースが必要となりました。
自宅でも仕事ができる環境にするために色々なものを買いました。
その時に買ったものの中でとくに買って良かったと思うもの3点をご紹介します。

CJプライム イージー(EZY)キュービックタップ

www.amazon.co.jp

イージー(EZY)キュービックタップを購入した理由は、会社から貸与されたパソコンをはじめ、ハードディスク、モニターなどたくさんの電源が必要です。
自宅に電源タップがあったのですが困ったことがあります。
コンセントの形状がさまざまで、普通の差し口が直線にならんだ電源タップではとなりの穴が隠れてしまうことがありました。
特にハードディスクやノートPCはACアダプタがつくため、コンセントの穴を隠しがちです。
そこで購入したのがこのタップです。
この商品はコンセントを指す部分が稼働式になっています。

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タップ自体が稼働式になっていて、グネグネと動くようになっています。
そのためどんな形状のコンセントでもタップを曲げることで問題なく差し込むことができます。
このタップのおかげで、コンセントの穴が無駄に塞がって足りないとう状況もほぼなくなりました。
在宅ワークの時のコンセントのストレスが大幅に減りました。

 

アイリスオーヤマLEDデスクライト

壁際にPCを置いて操作しているため、PCの周りがどうしても暗くなる時があります。
そのためにアイリスオーヤマのデスクライトを購入しました。

PC用だけでなく寝る前の非常灯としても使いたかったためスタンド型のライトを選びました。
光の色が3種類からえらべるのと、明るさも3段階で切り替え可能です。
ライトを折り曲げることができて、いろいろな方向から照らすことができます。

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直接の光だと眩しいときがあるので、ライトを真上に向けて天井からの反射光にして間接照明にもできます。
そして携帯を置くだけで充電できる機能が便利です。
よく仕事をしながら携帯で音楽を聞いています。
家族に音楽が聞こえないようにヘッドホンを使っています。
主に有線のヘッドホンを使っているため、充電がなくなると充電コードをつなぐとその間は音楽を聞くことができません。
置くだけで充電できる機能で、ヘッドホンで音楽が聞きながら携帯はライトに置いて充電することができるようになりました。
便利なライトですが電源アダプタのかたちに欠点があります。

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普通の差し口が直線に並んだ電源タップで使用した場合、となりの穴も塞いでしまいます。
イージー(EZY)キュービックタップのおかげでストレスなく使用することができています。

キングジムの折りたたみツールスタンド

今までは机には筆記用具のみ置いてました。
しかし在宅ワークで机の上でパソコンを使うようになったのと、昨年iPadを買ったためいろいろな機材の充電アダプタ、充電コード、付属品が一気に増えました。そのため整理する収納が必要となりました。

キングジムの折りたたみツールスタンドは折り畳むことができてコンパクトです。
持ち手が付いているのでツールを持ち運ぶことができます。
作業場所を移動したいときに重宝します。
またツールスタンドを開いて立てると足の間がフリーの収納になりますり
そこにいろいろな充電アダプタやコード類を入れることができます。
コードやアダプタがたくさんあっても隠すことができるため机の上をすっきり保つことができます。

 

最後に

在宅ワークができるようになり、仕事の環境が大分変わりました。
自宅の環境も急速に変わり、それに合わせて使いやすい道具を買い足しながら仕事をしています。


他にもいろいろと買いましたが、今回は特に役に立った3点を紹介させていただきました。